擁壁工事作業フロー
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掘削
擁壁を造る位置を測量し、幅・長さ・深さを管理して、重機で土を掘り削っていきます。 土の状態を判断(崩れないか)し、場合によっては山留め作業をします。 |
床付け検査
掘削により乱れた土を除去する作業です。 公共・民間工事を問わず、申請内容により地盤の強度が基準を満たしているかいないか、役所の検査をうけます。 満たしていない場合は、役所の指示のもと地盤改良を施し改善します。 |
基礎砕石・均しコンクリート
床付け面とコンクリートを馴染ませ、擁壁の荷重を地盤に伝え、安定させる為の作業です。 規定の厚みを確保し十分に締固めます。 その上に均しコンクリートを施すことで、より作業をしやすくし、擁壁の水平を保ち安定させる働きがあります。 |
型枠・鉄筋検査
均しコンクリートの上にミリ単位で測量し、型枠・鉄筋の位置を出します。(墨出) 自主的に型枠・鉄筋の位置・寸法・形状を確認し、 鉄筋に関しては床付けと同様に、役所の検査をうけます。 |
立上り壁(躯体)・ベース(底板)打設
大抵の場合はベースコンクリートを先に施し、裏面の型枠を建て込みます。 生コン打設前や打設中には、型枠と鉄筋の離れ(被り)、及び躯体の垂直を確認しつつ施工します。 バイブレーターを使用することでより均一なコンクリートに仕上げ、再び打設後に躯体の垂直を確認して完了です。 |