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宅地づくり専門用語

宅地 ... 一般的には建物の敷地に供せられる土地を指します。
宅地造成 ... 住宅用地にするために、農地・山林などを整地したり、道路を新設したりすることです。
構造物 ... 造ろうとする構造体(擁壁・車庫など)
未利用地 ... 宅地の中で使う事の出来ない土地(急傾斜など)
緑区指定区域 ... 宅地・宅地造成は出来るが、宅地の広さに 最低限***㎡以上との制限がある。
土工事   土を削ったり、盛ったり、整地したりすること
土留め   土が流出しないように、擁壁・ブロックで抑えること。 土のうや矢板等の簡易土留めもある。
現地調査   現況を調べる
設計・計画   どういった設計・計画で施工するか決める
手続(着工前)   役所にOKもらう
施工   規定通りにやっているか、 役所や写真等で確認する
手続(完成)   計画通りに施工されているか確認し、 間違いが無ければ検済がおりる
仮囲い   工事を行う際、粉じんがまったり、危険な現場に 入れないようにするために行う。 主に2mくらいの高さのネットフェンス
開発工事   一定規模を超えると使う言葉が、 開発になる。
位置指定道路   ある基準をクリアして作られた私道・建物を建てるために造る道路
建築確認   建築基準法に則り、家を建てる前に家が建つかどうか審査をする。
掘削  

根切りとも言います。主にバックホウを用いて、 指定された位置・高さに構造物を作成できるよう、スペースを作ります。50cm以上余掘りをとることが望ましいです。山留めや法切りをして、背面の山が崩壊しないよう処理します。雨天時には特に向いていない作業となります。

  • バックホウ:油圧式のショベル。 バケット(すくう部分)の大きさによってクラス分けされている。現場の規模や作業内容によって機械を選定する。
  • 余掘り: 構造物の大きさ以外にも、作業員の通行や作業に必要なスペース。
  • 山留め: H型断面の鋼材を地面に打ち込み、木の板などで山の崩壊を抑える。 垂直に山を切れることが最大のメリット
  • 法: 斜面のこと。
床付   掘削した後の凸凹の地面をバックホウや 人力で均一に均すこと。
基礎採石  

次の工程で打設する捨てコンクリ-トにクラック等が 発生しないよう、床付けをして凸凹を少なくした 地表面を更に安定化させるために砕石を撒く。 一般的には20cm厚である。

  • 砕石: ここで用いるのは主にコンクリート構造物を 解体・破砕した残骸である 再生砕石というものである。
捨てコンクリート  

構造物の位置がミリ単位で正確に 測量できるよう、厚さ5cm程度でコンクリートを 打設する。測量機器を用いて四隅の位置を出し、 墨つぼという道具を用いて点と点の間を線で 結ぶことで、基礎の位置をより はっきりさせることができる

  • 墨つぼ: 墨を含ませた糸が、引き出したり巻きとった しやすいように入れ物に収めてある。
型枠  

コンパネを組み合わせ、コンクリートの形状を 決定させる鋳型のようなものを作る。 単管パイプで補強することでコンパネが 破損したり湾曲したりしないようにする。 ※コンパネ: コンクリート型枠用の合板(コンポジットパネル)。 コンクリート表面が滑らかに仕上がるように 塗装されている。

  • 単管パイプ: φ48.6の足場用鋼管。
鉄筋   圧縮応力に優れるコンクリートに、せん断力、引 張り応力を補う為、格子状に鉄筋を配置する。 コンクリートへの密着力、引張り応力を増す 為、表面に出っ張りのある異形鉄筋を用いる。 特に、手抜きされても分かりづらい場所なので、 基本的に全個所の写真による記録を 残しています。
基礎コンクリート   一般的なL型擁壁の下半分、水平に 伸びている部分のコンクリートを打設する。 生コン打設時に気泡が発生するので、 バイブレータなどで気泡を取り除く。
躯体コンクリート   一般的なL型擁壁の上半分、垂直に伸びて いる部分のコンクリートを打設する。
埋め戻し   適切な存置期間(構造物の種類にもよるが、 コンクリ-ト強度が出るまで最低でも2~3日程度 置くことが望ましい。)を経た後、型枠を取り外す。 規格どおりの寸法であるかチェックし、基準に満 たなければ破壊し作り直すこともやむを得ない。 そのようなことがないよう、 コンクリート打設前には必ず検査を行う。 擁壁内部に水がたまらないよう、水抜き穴 への導水処理を施しながら土で埋め戻す。 陥没を防ぐため、基本的には30cmごとに 締め固めながら埋め戻します。 ;

 


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